お葬式の日程と流れ

いつお葬式をするかについて明確な決まりがあるわけではありません。お葬式は火葬と同じ日に行われますが、法律により死後24時間以内に火葬することは禁じられているため、亡くなった次の日にお通夜、3日目にお葬式と火葬が行われるのが一般的です。具体的な日程は火葬場の空き状況と僧侶の予定、参列者のスケジュールなどを考慮して決められます。火葬場が休業日の場合にはもちろん、空きがない場合にはお葬式はできません。友引の日は休業日のところが多く、その翌日も混み合い予約が取れないこともあるので注意が必要です。

お世話になっている菩提寺がある場合には、僧侶の予定を押さえておくことも重要なポイントです。会館、斎場などで行う場合には、会場の予約も必要になります。火葬場、僧侶、式場を押さえたうえで、参列者のスケジュールを調整するのが基本です。ただし、故人の子供など参列すべき人が海外や遠方に住んでいる場合には、その人が間に合う日程にする必要があります。地域の風習、しきたりについても押さえておきましょう。

一般的な仏式の場合、お葬式に続いて告別式が行われます。お葬式の前にお斎と呼ばれるお別れの食事が出される場合を除き、お葬式開始前15分を目安に参列者が着席し、僧侶入場の後、開式の辞となります。約40分の読経の後、弔辞や弔電の代読があり、遺族や親族の焼香までがお葬式です。告別式は弔問客の焼香から始まり、僧侶が退場して閉式となります。

告別式が終わると、お別れの儀が行われます。お別れの儀とは遺族や親しい関係者を中心に、祭壇に飾られていた花や供花、故人が大切にしていた品などを棺に納め、最後のお別れをすることです。お別れが終わると棺のふたを閉じる釘打ちの儀が行われ、出棺となります。告別式終了もしくは出棺のタイミングで喪主の挨拶が行われるのが一般的です。近年はお葬式と一緒に初七日法要を行うケースが増えています。関東では火葬後に行うのが多いのに対し、関西では告別式の後すぐに行う式中初七日が主流です。式中初七日の場合は、お葬式の時間が10分から20分ほど長くなります。